TeCF003 ダズル迷彩の概要
2016/01/02
榛名が改二になって、砲塔に迷彩が施されてましたね。
この迷彩、ダズル迷彩と言うらしく、日本語では幻惑迷彩というらしいです。
ja.wikipedia ダズル迷彩によると
ダズル迷彩(ダズルめいさい、英語: dazzle camouflage, razzle dazzle, dazzle painting)は、艦船に用いられた迷彩塗装。特に第一次世界大戦中に多くみられ、第二次世界大戦でも数は減ったが存在している。20世紀イギリス人芸術家ノーマン・ウィルキンソン (en:Norman Wilkinson (artist)) の発案によるもので、明確な配色で塗装された複雑な幾何学模様で構成されていた。日本では「ダズル (Dazzle)」の日本語訳から幻惑迷彩ともよばれる。
引用元:ja.wikipedia ダズル迷彩
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%BA%E3%83%AB%E8%BF%B7%E5%BD%A9
というものらしいです。
本来、迷彩と言うのは光学的に対象を欺瞞するもので、
背景にとけ込んで発見されにくくするものです。
しかし、このダズル迷彩と言うのは発見されてから、
それが何であるか判別しにくくするのが目的です。
第二次大戦までは、目視による戦闘が割と一般的だったので、目標の誤認を誘うというのが結構有効な戦術だったようですね。
引用:ja.wikipedia ダズル迷彩 第二次世界大戦
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%BA%E3%83%AB%E8%BF%B7%E5%BD%A9#mediaviewer/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:USS_Tennessee_bombarding_Guam.jpg
この場合海面が明るい上、近いので艦船の形状がはっきり分かりますが、
豆粒のように小さかったり、
海面がもっと暗かったりしたら、
白い面しか見えないので、何の船だかさっぱりですね。
現代戦では、艦艇の場合目視よりもレーダーで判別するため、
迷彩ではなく、電波的ステルス性を考慮することで誤認を狙っているようです。
(航空戦では目視戦闘が考慮されるので迷彩がまだある)