同人誌感想「雷 新婚生活奮闘記録 冬」 サークル:蓮根庵
2016/01/02
しれーかんにデレデレな雷ちゃんと仲間たちな本。おっさんしれーかんがいい味出してます
表紙画像はメロンブックス商品ページより引用させていただきました。
在庫(投稿時点)
メロンブックス :在庫あり
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=114643
これってどんな本?
構成は導入含め漫画3本、4コマとかなり盛り沢山な内容で雷とその仲間たちの日常です。
雷といえばダメ提督製造機(参照リンク)で有名ですが、本作ではむしろ雷のほうが司令官に過度に依存してるのが新鮮でおもしろいですね。雷がどれだけ提督に依存してるか、興味ある方は以下のネタバレを見ずに直接買って読むことをおすすめします。(露骨なマーケティング)
他にも司令官、雷と第六駆逐隊との絡みとか、大所帯な鎮守府での大規模忘年会ネタとか色々なので、ページ数以上に楽しめる本だと思います!
というわけであとはネタバレ全開で気になったところをピックアップしていくので、ネタバレ嫌な方は申し訳ないですがここでお別れです(´・ω:;.:…
ダメづちブラックホール
読後に強烈なインパクトを残す話といえば間違いなくこれでしょう。
司令官とクリスマスが祝えなくなった雷が、死んでるんじゃないかってくらいの真っ白な無気力に落ちたあと、更にそれが周りにも伝染するという恐ろしい状態。
さながらバイオハザード系のパニック映画のようなとんでもない状態になっていく第六駆逐隊が大変面白いです。
しかしそれにしても、おっさん司令官の洗う前のパンツで復活する雷……変態だわ。
リア充の波動を一身に受けた電ちゃん
ひどい司令官依存を発症してる雷と、どことなく冷めた司令官。そんな2人ですがなんだかんだで良い夫婦しています。
若干の語弊がありますが、きっちりリア充してるんですよ。
そんな2人の影響を受けてしまったであろう艦娘が、電ちゃんです。
ゲームだと自信なさげにオドオドしてたり、「沈んだ敵も、できれば助けたいのです」とか言う感じの、庇護欲を掻き立てる子なのですが、ここでは「はいはい、めりーくりすます」とか、「もう爆発しろ」とか、スレちゃった感じになってます。
おそらく心優しいキャラクターっていう本質は変わってないと思うんですが、どうしてこうなった……いやもっとやれ。
腹黒でブラックジョークを飛ばしまくる電ということでネット上ではプラズマ(参考リンク)ってもいるんですが、それとも違う感じですね。
まぁ、この2人の感じをずっと見てたなら当然のような気もしますが……
大所帯な鎮守府
これは個人的な話なのですが、今まで買った艦これ系同人誌って登場キャラが数人から十数人で、どうしても少人数の鎮守府って印象を無意識下で持つことが多かったです。
本作では忘年会ネタで司令官が大規模な艦隊を運用しているんだという印象を受けました。
大規模部隊の運用を引き受けてるっていうので、間接的に司令官の有能さが表現されててとてもいいですね。
というわけで「雷 新婚生活奮闘記録 冬」でした。
終盤の回想シーンでは他の本の話も出てたりして、気になったので探してみようと思います。
他にも出撃シーンがかっこよかったり、地味にズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイが出てたり、他にも見どころはあるのですが、これだけは言わせてもらいます。
末長く爆発しろ
商品ページリンク(再掲):https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=114643