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同人誌感想「雨のあと」 サークル:ばんじます

      2016/01/02

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この本を一言で言ってしまうと夜戦にやたら強い時雨がただただ可愛い本ですね。

表紙画像はpixivより引用させていただきました。

在庫(投稿時点)

メロンブックス  :在庫なし
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=126945

 

最初に行っておきますが、今回私は時雨かわいいとしか言いません。手を変え品を変え可愛いというので覚悟してください。
それくらい時雨の魅力が詰まっているので、気になる人は探してみても良いかと思います。

pixivの再掲も有りますが、手にとって読めるというのがこれほどありがたい作品もなかなか無いですね。
では以下ネタバレ……じゃなくてひたすら時雨が可愛いと言います。

 

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雨は、いつか止むさ。

 

 

 

 

 

 

 

ふざけた顔で規格外の時雨が可愛い

この時雨の大きな特徴は、夜戦において化け物じみた強さである。これですね。
夜戦時は若干デフォルメ顔になって、素手で砲弾弾く戦艦ぶっ飛ばす浮遊要塞で遊ぶわやりたい放題です。
若干の誇張表現かもしれませんが、ゲームでも実際このくらい役立つ時があるので、時雨、侮れないです。

 

夜戦キャラという記号でない時雨が可愛い

夜戦時を描いた時絵のインパクトがやたら強いので、夜戦にめっぽう強い時雨という単純な記号で見てしまいがちなのですが、それ以外では普通の女の子に描かれています。
ケッコンカッコカリの指輪を意識して頭が爆発したり、通常戦闘で必死の表情を見せたり、キスをせがんだり、普通に生きた人間として表現されているのが非常にいいです。
キャラという記号ではなく、喜怒哀楽のある普通の女の子と見ることができ、しかも夜戦時とのギャップで”女の子”な面が非常に際立ちますね。

 

手にとって見る時雨が可愛い

序文でも書きましたが、画面越しに見るのと実際に手にとって見るのはかなり違います。
パラパラとめくるもよし、見る角度を変えて眺めてみるもよし、実際の書籍であるということがここまで印象に差が出るとは思いもしませんでした。
どうせネットに上がってるからいいやと、それで満足してしまうにはあまりに惜しいと思います。
他の同人誌でも言えるのかもしれませんが、実物であるというメリットここまで意識させられるとは、恐ろしい本です。

 

 

 

というわけでひたすらに時雨が可愛い本でした。かっこいい面もあるんですがね。
作者様の時雨愛がふんだんに盛り込まれた良作であると思いますので、時雨が好きって人は、ぜひ再販を求めてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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