感想:蒼き鋼のアルペジオ06 その1
2016/01/02
今回は白鯨特集です。思いのほか妄想が膨らんでしまったもので……
5巻より、巡航型で運用されている白鯨。エイのような形状で、現代の潜水艦に比べ明らかに異質な船体をしています。
6巻では401と合流し、行動を共にするのですが……
引用:蒼き鋼のアルペジオ06 Depth036
デカくね!?
伊401が122m[1]なので、全長300mはありそうなサイズです。
ただ、白鯨は設定上1000mクラス[2]のタイプもあるらしいので、コレでも小さいのでしょうけど……
Dockとあるので、このタイプの白鯨の運用思想は
「潜水可能な潜水母艦+工作艦」
ではないでしょうか。
と考えるのも霧との戦力差等を鑑みると……
・海上より海中の方が隠密製に優れる
・劇中にあるように海軍は海を渡ることすら困難
・原子力船より通常動力船の方がコストが安い[3]
・通常動力潜水艦は潜行期間に限りがある
等々の理由により
海中で完結した戦闘システムの構築
を海軍は目指したのではないでしょうか?
海中で艦艇を展開し、また移動拠点とするために巡航型の白鯨がいる。
直接的な戦闘は小型の通常動力潜水艦を用いて行う。
このような構想があって、このタイプの白鯨が建造された、そう妄想するとこの特異な艦の形状がいくらか納得できる気がします。
そう考えると海軍版”ミルヒクー”ですね、白鯨。
でもまぁ私はまだ6巻までしか読んでませんし、間違ってたらご愛嬌と言うことで。
[3]:Wikipedia 原子力船 舶用機関としての原子力の欠点 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%88%B9